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柳澤 宏司
JAEA-Technology 2021-023, 190 Pages, 2021/11
燃焼による燃料の損耗が少ない低出力の試験研究炉の燃料棒と水減速材で構成される非均質格子体系の臨界特性の解析を、連続エネルギーモンテカルロコードMVP Version2と評価済み核データライブラリJENDL-4.0によって行った。解析では、定常臨界実験装置STACY及び軽水臨界実験装置TCAの二酸化ウラン燃料棒、並びに原子炉安全性研究炉NSRRのウラン水素化ジルコニウム燃料棒の非均質体系についての中性子増倍率の計算結果から最小臨界燃料棒本数を評価した。さらに中性子増倍率の成分である六種類の反応率比をあわせて計算し、単位燃料棒セルの水減速材と燃料の体積比に対する中性子増倍率の変化について説明した。これらの解析結果は、臨界安全ハンドブックでは十分に示されていない試験研究炉実機の燃料棒からなる水減速非均質格子体系の臨界特性を示すデータとして、臨界安全対策の合理性、妥当性の確認に利用できるものと考えられる。
久語 輝彦; 金子 邦男*
Mathematics and Computation, Reactor Physics and Environmental Analysis in Nuclear Applications, 2, p.2113 - 2122, 1999/09
任意の非均質体系において、空間依存共鳴断面積の簡便な計算手法を提案した。本手法は非均質系の共鳴自己遮蔽計算における等価定理の概念を一般の体系に拡張したものであり、衝突確率が計算可能な任意の体系に対して適用できる。NEACRP(現NEANSC)の国際ベンチマーク問題「ガドリニア入り燃料棒を含むBWR小格子燃焼計算」の解析を実施し、本手法の有効性を示した。
吉田 弘幸; 太田 文夫*
JAERI-M 7763, 60 Pages, 1978/07
HTGR-LMFBRからなる共存エネルギー・システムの燃料自給性を満足させるLMFBRを見出すことを目的として、PuおよびUについて良好な増殖性能を有するTh-Blanket LMFBRについての検討を行った。本システムでのHTGRは0.85の転換比を仮定し、LMFBRには1000MWe級conventional two zoned core LMFBR、Axial-parfait heterogeneous core LMFBRを考慮した。本研究の結果、増殖性能(燃料自給性)に加えて、安全性(Na-ボイド係数)、経済性(燃料サイクルコスト)の点から見ても、Axial-parfait heterogeneous core LMFBRが上記共存システムに投入されるLMFBRとして適しているとの結論を得た。
渡辺 光崇; 和田 武*; 町 末男; 武久 正昭
J.Polym.Sci.,Part B, 10(9), p.741 - 745, 1972/09
エチレンの放射線溶液重合において、用いる重合溶媒や反応条件の分子量分布に与える影響は大きいことが明らかになった。生成ポリエチレンの良溶媒であるシクロヘキサン中での生成ポリマーは反応条件によらずunimodalな分子量分布をもつ。これに反し、2,2,4-トリメチルペンタンやt-ブタノール中での生成ポリマーの分子量分布は反応条件によって大きく影響される。これらの系は反応中、ポリマーや生長鎖ラジカルが析出してくることが知られており、反応系内でのラジカルのmobilityが重要な問題となる。本報はunimodal,bimodalな分子量分布を生長鎖ラジカルのmobilityと関連づけて考察したものである。
石黒 幸雄; 高野 秀機
Nuclear Science and Engineering, 31, p.388 - 395, 1968/00
被引用回数:11抄録なし